シュレッドネックの活用~はじめに~


皆さんシュレッドネックという練習道具をご存知でしょうか?

こちらです。

 

 

 

私はクラシック(ガット弦)タイプを持っていて、

会社の昼休みや嫁が運転してくれる車の助手席で使っていました。

本物のギターが弾ける時であれば、あえて使うメリットはないですが、

上記のように本物のギターを弾くのが難しい場面ではとても重宝します。

これを使って具体的にどういう練習方法があるのかを紹介いたします。

具体的な練習方法を説明する前にこれを使うにあたり注意点を。

 

当たり前ですが、本物のギターでないので、普段ギターを使って

練習しているようなことをしてもあまり効果的ではないと考えています。

それは弾く時のフォームが著しく異なるためです。

それよりも、せっかくこんな割りきった道具なので(チューニングもできない)、

それに合わせて割りきった練習方法にしましょう。

 

練習方法の詳細は次項から説明しますが、割り切った使い方をすることで、

逆に右手の運指だけや指板の度数感覚だけに集中して練習できます。

その結果、練習メニュ-をしぼること(メニューをしぼる効能はこちら

にもつながり、練習した内容が身に付きやすくなります。

 

スポーツに例えると、この練習道具は持ち運びのできる

筋トレ器具みたいなものだと思ってください。

野球やサッカーは筋トレ器具を使ってはできないけど、

脚や腕の筋肉を集中的に鍛えることで、実際のパフォーマンスを

あげることができますよね?

 

自分が集中して練習したい課題をこれを使って取り組むと効果的です。

 

それでは、事項から私が考えた割り切った練習方法を

右手編と左手編に分けて紹介していきたいと思います。